コロンビア・ウシュウシュ・ナチュラル
複雑なフレーバーや一体感のある酸味と甘みが特徴。
クリーミーで素晴らしいバランスを持つコロンビアの希少品種です。
焙 煎 度 | 浅煎り |
まろやかさ | ● ● ● ● ○ |
コ ク | ● ● ● ● ○ |
酸 味 | ● ● ● ○ ○ |
苦 味 | ● ● ● ○ ○ |
香 り | ● ● ● ● ● |
生産地
●コロンビア
コーヒー情報
●農園:La Natura 農園
●農園主:フェリペ・オスピナ
●エリア:サンアグスティン
●標高:2150m~
●品種:ウシュウシュ
●プロセス:ナチュラル(Dynamic Fermentation)
Wush Wushは、エチオピアのカッファ州のWush Wush地域で生まれたコーヒーの品種であり、エチオピアの農業省によって品種として認定されています。
Wush Wushエリアは、Geshaエリアからわずか50kmです。 したがって、ゲイシャとWushWushの品種のステータスは非常に近いものがあります。
特徴はゲイシャと似た特徴を持っており、ジャスミンのようなフローラルさや、ライムやマンダリンオレンジといった柑橘系の特徴を有し、その風味は、マンゴー・パパイヤ・ブラックベリーなど、様々な特徴を持っており、発泡性のアルコールを思わせます。
Wush Wushは“Dynamic Fermentation”という精製プロセスにより、より一層個性を引き出すことができています。
※La Natura 農園
カラーオブネィチャーが所有する実験場的な農園。2021年より初めて収穫。
大自然に囲まれた自然と共生する農園であり、昔から受け継がれてきた大自然をそのまま残したいというFelipeさんの思いから、敷地内のほとんどが森林保護エリアとなっている。森林保護エリアには湧き水の小川があり、タニワタリ、シダ類、着生植物など、大自然そのままの風景が広がる。
コーヒーの栽培エリアにも、ハチや鳥のために、たくさんの花やとうもろこしが栽培されている。ピンクの綺麗な花を咲かせるシエテクロス。この木は寒さから身を守る為に木の皮がどんどんはがれていくが、このはがれた皮が土壌に栄養を与え、コーヒーの品質にも良い影響を与えるらしい。また標高があり、非常に風が強いために森林エリアが防風林の役目も果たしてくれているようである。
ゲイシャ種やウシュウシュ種、ティピカ種、ブルボン種などを栽培しており、隣接する他の農園では、ハイブリッド種が青々と生い茂り、La Natura農園は、何度も枯れては植え直しを繰り返している。農園管理を任されたミゲル氏さんも何度も涙を流したらしい。それでも美味しいコーヒーを作る為に今も諦めずにティピカ種・wush wushなどの栽培を続けている。
山頂近くには、森林エリアから運んできた自然の栄養分がたっぷり含まれた土壌が広がるエリアがあり、現在新たにティピカとブルボンを栽培中。肥沃な土壌で育ったティピカ種は素晴らしい味わいのコーヒーになることが想像できる。最初収穫されるティピカ種を予約した次第である。